とみやんの第1種、第2種電気工事士習得技能講座
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電気工事士習得応援サイト!第2種電気工事士計算問題解説その1
参考資料
お勧め書籍

ここでは、とみやんを始め、多くの方が苦手とする筆記試験の計算問題の解説です。
参考書などを見ていても、途中が省略されていたりで解りにくい物があったりします。
ここでは、省略する事無く、出来るだけ、細かく解いているつもりです。
とみやんが、色々な参考書を見ながら何とか解いていますので、解りにくい点も有るかとは
思いますが参考にして下さい。

○ 図の様な回路で、端子ab間の合成抵抗〔Ω〕は。

      合成抵抗問題

      合成抵抗答え選択

 解説
合成抵抗解説


○ 図のような単相3線式回路で、消費電力1〔kw〕、2〔kw〕、3〔kw〕の負荷は
   すべて抵抗負荷である。電流計の指示値〔A〕は。


単相3線問題

       単相3線答え選択

 解説
単相3線式の中性線に流れる電流は、aに係る負荷に流れる電流からbに係る負荷の
電流を引いた値が流れます。200V回路の負荷に流れる電流は中性線とは無関係なので
無視しても構いません。aとbが反対でも構いません。大きい値から小さい値を引きましょう。

aに係る負荷に流れる電流はP(電力)=V(電圧)×I(電流)より
1000(W) = 100(V) × I (A) = 10(A)
同様にbに係る負荷に流れる電流は
2000(W) = 100(V) × I (A) = 20(A)
20(A) − 10(A) =10(A)
よって、中性線に設置された電流計の指示値は”ロ”の10(A)となります。




○ 図のような三相3線式回路の全消費電力〔kw〕は。

     三相3線問題

         三相3線答え選択

 解説

三相3線式のデルタ回路の場合、単相2線式の回路が3つあると考えると良い。
まず、RとXの合成インピーダンスZを求め、1相あたりに流れる電流を求めます。

三相3線解説
1相あたりの電力Pは  P(W) = V(V) × I (A) × cosθ
P = 200 × 20 × 0.8 = 3200(W)
1相あたりの電力が求められれば、それを3倍すれば良い。
3200(W) × 3 = 9600(W)  = 9.6(kw)
よって全消費電力は”ニ”の9.6(kw)となります。

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