とみやんの第1種、第2種電気工事士習得技能講座
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電気工事士習得応援サイト!第2種電気工事士計算問題解説その2
参考資料
お勧め書籍

ここでは、とみやんを始め、多くの方が苦手とする筆記試験の計算問題の解説です。
参考書などを見ていても、途中が省略されていたりで解りにくい物があったりします。
ここでは、省略する事無く、出来るだけ、細かく解いているつもりです。
とみやんが、色々な参考書を見ながら何とか解いていますので、解りにくい点も有るかとは
思いますが参考にして下さい。

○ 図のような単相3線式回路において、消費電力250〔w〕、1000〔w〕の2つの負荷は
   ともに抵抗負荷である。図中の×印点で断線した場合、ab間の電圧〔V〕は。
   ただし、断線によって負荷の抵抗値は変化しないものとする。


     単相3線回路断線問題

        単相3線回路断線回答選択

 解説
単相3線式の回路で中性線が断線した場合、下の図のように考えてください。
単相3線回路断線解説
直列につながれた負荷の場合はそれぞれの負荷に係る電圧は分圧されます。
単相3線回路断線解説


○ 図のような交流回路で、抵抗の両端の電圧が80[V]、リアクタンスの
   両端の電圧が60[V]であるとき、負荷の力率[%]は。


       力率問題

       力率問題の回答選択

 解説
力率問題解説

○ 図のような単相交流回路で、抵抗負荷の消費電力[kW]は

          抵抗負荷の消費電力問題

         抵抗負荷の消費電力問題回答選択

 解説

まず、1線あたりの電圧降下を求めます。
204V−200V=4V    単相2線式なので4V÷2線=2V
次に回路に流れる電流を求めます。
抵抗負荷の消費電力問題解説
電圧と電流を求めることが出来れば抵抗負荷の電力Kwを求めます。
電力P=VI より  P = 200V × 20A = 4000w = 4Kw  
従って、抵抗負荷の消費電力は、”ニ”の4Kwとなります。

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