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電気工事士習得応援サイト!3路スイッチ回路の複線図解説
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3路回路の基本的な単線図です。


3路回路の複線図です。

まず、3路スイッチ本体ですが、スイッチの裏を見てもらうと、0(ゼロ)と刻印がしてある穴が片側2個と、反対の側に1と3と刻印がしてある穴があります。

0の穴2つ分が上記複線図の黒線が入っているコモン側になります。後、1、3の刻印側が複線図の白、赤が入っている側になります。
基本、1と3は、3路スイッチのお互いを結びますが、色、同じ数字同士を必ず合わせて接続する必要はありません。

3路回路の結線方法ですが、3路スイッチの1、3同士はどんな場合でもお互いを結ばなければなりません。その場合、上記回路では、非接地相を黒色で接続しなければなりませんので余った赤色と白色で結びます。

3路スイッチの1と3同士を結んだら、それを除外して見てください。下記図


そうすると、大きな普通の片切りスイッチと同じ様になりますので、後は普通のスイッチ結線になります。

これは、3路スイッチのみならず4路スイッチでも同じことが言えます。4路スイッチの場合は片方の3路スイッチから来た2本を4路スイッチの1、3へ入れます。そして、2、4から出た2本をもう片方の3路スイッチの1、3へと接続します。その接続をすると上記のスイッチ結線を行えば完了です。

後、気をつけなければならない事は、ジョイントボックス間の3心の色分けです。3路スイッチから出た赤色と白色の線ですが、ボックス間の線も同じ赤色と白色で接続したい所ですが、この間は、接地相が通るのでそれが優先されます。
従って残った黒色と赤色で接続しなければなりません。

基本、3路、4路スイッチの色分けの指定はありません。全ての回路において、非接地相の黒色と接地相の白色が最優先で線の色が決まりますので、残った色の線で結べばオッケーです。



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