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電気工事士習得応援サイト!>参考資料>配管の種類と切断
参考資料
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電気工事をするにあたり、様々な配管が存在します
ここでは、一例ですが配管の用途と切断方法を説明します


電気配管工事の基本の金属管です。厚鋼・薄鋼・E管と種類があり、それぞれに特徴や用途は異なりますが、全ての場所で施工できます
FEP管(通称エフレックス)です。地中埋設工事や仮設配線での電線の保護の為に使用されます。他の埋設管より太いサイズが使用されます
PF管です。特徴としましては、可とう性なので自由に曲げて配管できます。また露出配管ができ、道具や付属品も金属管ほど要らないのでちょっとした配管に適しています
CD管です。上のPF管と似ていますが、CD管はコンクリート埋設用となります。しかし、値段がPF管より安いのでPF管と同じ用途で使用されている時もあります。しかし、色が派手なので見た目にはイマイチになりますね
合成樹脂管(塩ビ管)です。地中埋設や露出での配管が出来ます。感覚的にはPF管やCD管と同じ用途で使用しますが、曲げが面倒になります。しかし、PF管やCD管より安いので曲げをあまり必要としない時によく使用されます。
金属製可とう電線管(フレキ)です。様々な種類がありますが、主に機械周りの配管に使用されます。配管自体が柔らかいので、動きのある場所で重宝します。
金属製可とう電線管(通称プリカ)です。金属管で配管をし、曲げが困難な箇所などで使用します。
上のプリカの防水形です。同じ用途ですが、屋外等で水が係る様な場所で専用の付属品と併せて使用します。


ザッと挙げてもこれだけの種類があります。様々な用途に合わせて使用してください。


さて、本題の切断方法ですが、下の様に様々な専用工具が出ています

一般的な金切りのこです。主に金属管の切断に使用します。しかし、その気になれば大抵の物は切断できるので、必須アイテムです。
材料鑑別などに出てくるパイプカッターです。金属を切断するときに使用します。回転させながら徐々に切断していくので、切粉が出ないです。また、刃が金切りのこよりも長持ちしますので、折れて交換も殆ど無いです
上のパイプカッターの小さい版です。クーラー配管で銅管を切断するときに使用する事が多いです
塩ビパイプカッターです。塩ビのパイプを簡単に切断できます。バリも出ないので塩ビ配管をする時の必須アイテムです。モールもその気になれば切断できます
プリカ用ナイフです。金切りのこでも切れますが、これを使用すると切れ味の違いに驚きますので、押さえておきたい工具です。ちなみにプリカを金切りのこで切断する時は、のこを反対に持ち、引き切りですると切断しやすいです。
FEP管用のこです。私は使用した事がないです。金切りのこやプリカナイフでも切断できます。余程切断回数が多い仕事で無い限り要らないかも・・・です。切断する時は、中に通ってある呼び線の処理をちゃんとする事を忘れずに。
CD管やPF管用ののこです。わざわざこれを持ち歩くなら電工ナイフで簡単に切断できるので要らないですね。
充電式のカッターです。主に細物の金属管を配管する時に一緒に持っていくと大変重宝します。いくら専用の工具を使用しても電動にはかないません。今の工事屋さんは充電式の工具は必須ですが、値段が高いのが難点ですが使いだすと手放せません。

他にもいろいろ有るかとは思いますが、主だったものはこんなものだと思います
しかし、全てを揃えなくても十分仕事は出来ますので、ご参考までに

後、金属管に限らず配管を切断する時のコツです

      

上の図のように、切断する箇所から先の方を若干下向きに力を入れてあげる事です。
手で力を加えても良し、重みに任せるのも良しです。

たまに、親切な人が落ちない様にパイプの先を持ってくれるのですが、真っ直ぐに保ってくれるので大変切断しにくくなる事があります・・・
親切に支えてくれているのに、持つな!とも言いにくく微妙な気持ちになりますので、持つならばこの事を覚えておいてください。

FEP管やCD管などの配管は思い切って曲げながら、のこで切断すると簡単に切断できます。
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