電気の回路の基本中の基本スイッチ結線から説明します。
これは、屋内配線に留まらず、シーケンス回路へも発展していくためにも重要です。電気工事をする方、試験を受ける方は必ず覚えましょう
注意
解説を解りやすくする為に交流回路ですが、あえて+(電圧相、非接地側)−(接地相、接地側)プラス、マイナスで解説します。
解説
上の複線図は基本のスイッチ結線です。
スイッチを入れるとランプが点灯します。
屋内配線、リレーシーケンスのほとんどが、このスイッチ結線を発展させたものです。
線の性質の種類は3つ有ります。一つはプラス、二つ目はマイナス、3つ目はスイッチのかえり線です。
それぞれの性質は、プラスは常時電圧が係っています。マイナスは常時接地相につながっています。
スイッチのかえりは、スイッチが入っている時にのみ、電圧が係ります。
そして、電源のプラスは必ず黒線でスイッチに入ります。そして、スイッチのかえりがランプの黒線(プラス)に入ります。
ランプの黒線(プラス)はスイッチのかえりとみなします。
そして、ランプの白線は必ず接地相と接続し、ランプの接地側に入ります。ランプ類は(コンセントも)接地相は本体に書いているので必ずそこにつなぎます。
電源のプラス、マイナスは必ず黒、白の線を使わなければなりません。スイッチのかえりは使用している電線の本数や都合もありますので、その時の状態により色が変わります。
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