とみやんの第1種、第2種電気工事士習得技能講座
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電気工事士習得応援サイト!施工条件を読む 1種
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第1種電気工事士技能試験の施工条件は第2種の施工条件より、よく読んで試験に取り掛かってください。なぜなら、2種では余りありませんが、1種では、施工条件により、接続方法が大きく変わり、それに伴い複線図も変わってくるものや、使用する電線の色が指定されたり、など2種の施工条件より細かく多く指定されているからです。
従って、第1種の技能試験の候補問題から複線図を勉強するときは、考えうる条件で、柔軟に対応できる力も磨いてください。

例えば、


平成21年度のNo9の問題ですが、イの2個の電灯、パイロットランプとランプレセクタプルですが、施工条件によりパイロットランプを自動(タイマー)の回路に通電している時に点灯させる場合と、ランプレセクタプルの点灯を確認するためにパイロットランプを点灯させるのかで接続図は変わります。



左が自動回路の時にパイロットランプ(PL)を点灯させる回路で、右がパイロットランプとランプレセクタプルを同時に点灯させる回路です。

他に、タイマーが3線式の場合



図のように、タイマー(デイライト)が働いている場合にのみ、パイロットランプかランプレセクタプルのどちらかを点灯させる回路です。平成15年度に出題されました。

この様に候補問題の単線図だけでは判断できないことがありますので、柔軟に対応できる様にしておくことが大切です。
そして、試験当日は問題に取り掛かる前に施工条件をよく読み、蛍光ペンで大事なところに印を入れるなりして必ず施工条件通りに施工することが大切です。

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