第1種電気工事士の技能試験でしか出題がないですが、非常に被覆の剥きとりに
手間が係るKIP線の簡単な剥きとり方法です
本来の作業ではナイフを使用するのですが、試験ではより効率よく作業を進める
必要がありますので、試験時限定の方法です
まず、VVFケーブルの剥きとりに使うお馴染のホーザンのP-958を使用します
このストリッパーの1.6mm−3Cの部分でKIP線を挟みます
あまり強く握ると心線に傷が付きやすくなり、握りが弱いと外装が剥きにくくなります
その辺の間隔は何回も練習して間隔を身に着けてください
少しの傷は気にしなくても大丈夫です
一度握れば緩めてください。そしてKIP線を少し回転させ、また握ります。
これを何回か繰り返し、KIP線の外周全てに切り込みを入れます
切り込みを入れればストリッパーを少し緩めて親指で押していくと外装が剥けます
スッと剥け難ければもう一度切り込みを入れていくか、外装をストリッパーの先やペンチで
摘み、引っ張ってください
雑な様で剥いてみると案外綺麗に剥けているものですね
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