この問題は27年度のbVの問題と似ています。
今回は丸にAの表記で電流計が登場しています。昨年の電源表示と違い接続が難しくなります。
複線図の電流計直入れ方式は、負荷電流が5A以下の場合にこの接続方式になります。
また、CT方式では、CT回路を端子台で代用しCT2次側(筆記体でkとl)へ接続します。
あくまで、単線図からの私なりの予想ですので、施工条件を必ず読み、その通りに施工してください。
この回路は、開閉器の入り切りでモーターを動作させる回路です。回路的には全然難しくはないです。
この回路のポイントは、トランスの結線です。1種電工の中で一番被覆を剥ぎ取りにくい高圧の
KIP線を数多く使用しています。しかも、他のトランスの結線より複雑な結線ですので、
施工条件にトランスの配線図は載っているかと思いますが、しっかりと結線方法を
覚えておきましょう。
回路的には難しくないのですが、トランスの結線、慣れないCTの結線など時間が掛かる要素が
沢山ありますので、準備が必要だと思います。
しかし、慌てず確実に施工してください |